傾聴とは、カール・ロジャーズが提唱した「来談者中心療法」が
多くおのカウンセラーに支持されており、その理由としては、
より多くの人に適用でき、信頼関係を結ぶ際、とても効果的であるためです。
①無条件の肯定的配慮(受容)
無条件の肯定的配慮といっても全てを受け入れるわけではなく、
好き嫌いなどの評価をせず、相手の話を聴き、なぜそう思ったのか、
その背景に関心を持って肯定的に聴くことで、相手は安心して話がで
きる。
②共感的理解
相手の立場に立って、相手が感じている気持ちに共感しながら理解し
ていく。
③自己一致
首尾一貫して自分や相手に対して真摯な態度で話を聴き、話がわかり
にくい時は、わかりにくいことを伝えて真意を確認する。
わからないことはそのままにしない。
わかりやすく言えばカウンセラーが首尾一貫してクライエントと向き合い、共感的理解に基づいて相手の立場になって考えて、肯定的な態度を示してなぜそういう考えになったのかを検討し、相手に対しても自分に対しても真摯な態度で聴くことです。