フォーカシング

フォーカシングは、シカゴ大学の教授だったユージン・ジェンドリンが開発した心理療法です。
ジェイドリンは来談者中心療法の創立者であるロジャーズと共に心理療法の研究を進め、カウンセリング中の録音テープを分析して、カウンセリングをうまく進めるために必要な要素を見つけ出し、「クライエントが言い淀むような独特な話し方をしているかどうか?」が、結果を左右しているということでした。

「フェルトセンス」
フェルトセンスとは、原因はハッキリとしないものの、なんとなく感じるもの、体感的に感じる漠然としたものです。
このフェルトセンスを見つける作業が、フォーカシングを行う上で非常に重要になります。

フォーカシングの進め方
 ①自分の内側に注目を向ける。
 ②フェルトセンスと一緒にいる。
 ③言葉にしたり、問いかけてみる。
 フェルトセンスを感じなが、落ち着いた環境でフェルトセンスと対話をすることで、新しい気づきを得たり、身体が解放されたような体験を得ることができます。