認知療法とは、1960年代初めにアーロン・T・ベックによって開発された心理療法です。開発当初はうつ病治療に用いられていましたが、最近では薬物医療や心的外傷後ストレス障害、脅迫障害など幅広い臨床的問題に適用されています。
「絶対にこうだ!」「自分はなんてだめなんだ」と、考え過ぎたり気にし過ぎることで、物事を多面的に捉えることが難しい状態になっています。
物事には必ず2つ以上の見方や考え方があることを伝えていきます。
・認知療法の大まかな進め方
①クライエントの現状把握
②前回のセッションの振り返り
③前回のホームワークの振り返り
④アジェンダの設定
⑤アジェンダについ話し合い
⑥新たなホームワークの設定
⑦今回のセッションのまとめ
⑧セッションのフィードバック
クライエントとカウンセラーで現実的に検討して行き、10〜15回程度で終結に向けて取り組んでいきます。