芸術療法とは、人間の「表現する・造形する」欲求をベースにした心理療法です。
幼い頃の「遊び」がベースになっており、
絵を描いたり、何かを作ったりすることで、言葉では表現しにくい心理状況を表現する事により、無意識の中に眠っていた感情に気づくことができ、心が浄化されてスッキリする効果が得られます。
芸術療法の効果は非常に強く、クライエント自身が気づいていない内面に向き合う事になるので慎重に行う必要があり、クライエント自身が躊躇したり、表現や造形に強い苦手意識がある場合には実施を避けます。
芸術療法の代表的な技法
・動的家族画法
・スクリブル法
・自由画法
・コラージュ療法
芸術療法を終了させるときは、クライエントとカウンセラーの両方が納得した上で、目的達成を共有してから終了します。